秋田県では令和4年4月1日より、自転車を利用する方の自転車損害賠償責任保険等への加入が義務化され、加入された方も多いのではないかと思います。自転車運転中の賠償リスクとしては、自転車で人をはねてケガをさせてしまう、不注意で物にぶつかり壊してしまうといったリスクが考えられますが、賠償額は被害状況や責任割合で決定されます。自転車対歩行者の事故では、自転車の運転者に高額な賠償判決が下された例もあります。
平成25年に判決が下された自転車対歩行者の事故では、被害に遭った方が後遺障害を負ったため、賠償額は9,000万円以上になりました。
また、子供が加害者になってしまい、その保護者に賠償命令が、、、というケースもあるようです。
日頃から安全に気を付けて自転車を運転することに加え、自分や家族が加害者になってしまった際の被害者への十分な補償も備えておきたいですね。